南台病院の取材に行ってきました
2025.02.01
東大和市駅から8分のところにある独立行政法人南台病院にISPと行くの取材で行ってきました!
ISPで行くは日本医療企画という出版社の雑誌『ばんぶう』の私の連載のことです。
超絶元気な片岡看護部長を中心に、介護老人保健施設と病院の見学実習をさせて頂きました。この様子は2025年3月号に掲載予定です※
座談会には、施設長の医師、介護看護科長、介護士、理学療法士、ソーシャルワーカーの皆さんが出席してくださり、ISPメンバーと新しい商品開発や新しい生活様式について濃密な話しあいができました。今回のISPメンバーはすっかりお馴染みになった株式会社LIXILの一期生の皆さんでドアや手すり、トイレなどの商品を開発したりする方々です。
新しい生活様式とは何か?
まだまだ底冷えのする季節で、リビングは暖かくても廊下やトイレは寒い。皆さんのご自宅はそんなふうになっていませんか?
私の家では、リビングと廊下の温度差をなくしたい私がドアを開けたままにするのですが、おばあちゃんっ子だった夫は『電気代がもったいない』と、片っ端からドアを閉めていきます。
電気代をケチって、ヒートショックで亡くなったら元も子もないよね、と思う私と節約を叫ぶ夫。ヒートショックを問題視するようになってから部屋の温度差はなくした方がいいという概念が生まれました。それまでの常識が常識でなくなる瞬間です。(ドアは閉めて節約する→温度差はない方がいい)
例えばこうしたことで、廊下もトイレも浴室も暖房するといった新しい生活の文化が生まれます。これが新しい生活様式です。しかしそれが、
『トイレが自動で流れてしまうと排泄物の観察ができないんです』という介護士さんの悩みにつながったりする。
便利だけを追求する商品だけでは健康延伸が叶えられないんだな。座談会を通して様々な知見が広がりました。
事件は現場で起こっている
刑事ドラマじゃないけれど、やはり現場の人に聞いてみなけりゃわからないし、よい商品は開発できない。そんなことを痛感した取材でとても有意義な時間となりました。
南台病院の皆さん、ISPの皆さん、どうもありがとうございました。